疲れた〜のセリフがなくなった(KAさん)

基礎科レポート

 

 基礎科を一通り終えて感じたこと、思ったことを素直に述べてみたいと思います。

 まず、道端に咲く花や草に目がいくようになったこと。

 視界に入っていただけの雑草が、突如意味のあるものへと変化したということです。雑草という名前で呼ばれていても、意味があってそこにいるんだということを知ると、ただただ大いなる自然というものにありがたいという気持ちが沸々とわいてきました。

 次に、「気」を込めて料理することを知ったこと。

 米一粒も無駄に捨てないこと、盛り付けは美しくすること。こういったことはそこに「愛」がないとできないことで、「愛」を込めるから幸せがついてくる、と勝手に解釈していますが、やはり味も全く変わってくるものだと思います。基礎科でつくる料理は、おいしくて体がぽかぽかと温まります。出来上がったものをいただくひとときは、私が幸せを感じるひとときでもあります。おかげさまで、出来上がってからの「いただきます」の一言に様々な感謝の気持ちを取り入れて挨拶をするという習慣は、日常でも取り入れています。

 そして、100%ではありませんが無駄な夫婦喧嘩が減りつつあります。家族のサポート(金銭的・心理的)あってこその教室通いであるということを意識するようになりました。

 体調の面でもうっすらと変化があるようです。

 まず口癖だった「疲れた〜」のセリフがなくなりました。

 一方で排毒と思われる蕁麻疹が、手、足、顔に一時期よくでました。まだまだ毒は出そうと思えば出てきそうな気配ではありますが、気長に健康には取り組んでいきたいと思っています。

 自分の性格から考えると、もし単なる普通のマクロビオティックの教室に通っていたら、多分「あれ食べちゃいけない、これ食べちゃいけない」という強迫観念に襲われていたかもしれません。そうなってしまっては悩みがさらに増えるだけの楽しくない生き方になってしまうかもしれないと思うのです。

 先生は「感謝の気持ちを感じているときが人間が一番幸せな時」とお話されますが、本当にその通りだと今まさに感じています。今は、習ったことをちょっとでも取りいれて楽しく過ごすことができれば、それでいいのかなという気持ちでいます。例え理想どおりにできなくても「○○よりマシ」の考えが気持ちを楽にしてくれるので、その精神は大いに取り入れて、これからの長い人生を楽しみたいと思っています。そして先生の教室にご縁があったことをとても嬉しく思っています。


 恭子から一言
この方は、アトピーでした。
アトピー特有の、肌でしたが、とても、きれいになり、受講生皆さん共通の変化…
気持ちが穏やかになり、身の周りの方(まず、家族)に感謝の気持ちが出てきます。
そうすると、症状も消えていくのです。

皆さんは、まず、目先の病気、症状を改善しようと、そのために「何を食べればいいの?」「何を食べてはいけないの?」とやっきになります。が、考え方…つまり、「感謝」の気持ちがでること、「○○よりマシになった」と気がつくようになることで、心が穏やかになります…
 
そのほうが、遠回りのように見えて、病気が治る近道なのです。